フィリピンでいうカラオケの意味するところをお伝えしたいと思います。
フィリピン人は何しろ歌が大好きです!その好きたるやコンビニやレストランの店員は当たり前のごとく仕事中に鼻歌を歌っていますし、鼻歌どころか普通に歌を歌っています(笑)
しかも驚く無かれ、ロビンソンプレイスなど、いわゆるデパートと言われるような店員でも歌いながら仕事をやってますからね。まあその、ゆる~い感じがフィリピンの持ち味でもあるのですが。。。
さて本題です。フィリピンでカラオケというと2つ意味がありますね。
1)日本でいうところの本来のカラオケの意味
2)いわゆるKTVといわれるもの
実はこれアジア全体に言えるのかなと思いますね。私が知っているだけでも、タイ、ベトナム、韓国などでもそんな意味だと思います。まだ行ったことはないのですが、旅行記などを読んでいると中国もそのような意味で使われているようです。
それでは少し詳しめに見ていきましょう!
パーティーにつきもののカラオケボックス
フィリピン人はパーティー好きです。もちろんお金がある時に限られているのですが、何かというと1畳くらいの大きさにプリントされた横断幕?のようなものを塀に貼り付けてバースデーパーティーなどをやっています。その中で中核なパーツをなすのが黒光りするカラオケボックスです。
あえてカラオケボックスと書きましたが、本当に箱型のジュークボックスのような形をしているんですよ。日本でも昔レーザーディスクが入っていましたよね?(古い?)
ちょうどあのくらいのボリューム感です。
そんなカラオケ機械を親戚が集まってパーティーをする時にはレンタルするんです。金額は2年くらい前(2013年頃)に聞いた時、1日で300ペソくらいと言ってましたね。リアカーに乗っけて運んできます(笑)
どんな種類のパーティーでも昼間から飲み食いしながら大音量で歌います。夜の帳が降りる頃になると盛り上がりも最高潮になり、そんな宴が真夜中まで続きます。歌だって夜の10時くらいまでは平気で歌ってますからね。
そのくらいフィリピン人にとってのカラオケはかなり重要な娯楽の一つなのでございます。
でもカラオケは、仲間内で歌うだけでは済まされなかったのです!そこには驚愕の姿がありました。
元祖ヒトカラ(一人カラオケ)はフィリピンだった!?
フィリピンは長距離移動となるとバスが多いのですが、バスターミナルにもカラオケがあるんですよ。そうです、あの黒光りしているボックス型のカラオケが・・・
何に使うんだろう、なんて思わないですね。ひと目でカラオケだとわかるんで。
ということで、グループでバスを待っている間に使うんだろうな~。って思ってたんです。ところが!一人で歌っている人がいたんですよ。
あれは、スービック港で有名なサンバレス州オロンガポのビクトリーライナーのバスターミナルでマニラ方面に行くバスを待っていた時のことです。見た目は普通の兄ちゃんだけど、ノリノリの彼が一人で、しかも楽しそうにカラオケをした姿を見てしまったのです。
外ですよ?ほぼ道路に面しているような究極のストリートですよ?
いや、歌っている人のことをその後追っかけて行ったわけではないので、本当はどこかに仲間がいたのかもしれせん。それにしておも、カラオケの周辺には聴いている人がいなかったのは確かです!
しかも!!
ヒトカラらしき光景を見たのは、そのオロンガポだけではありません!バス停に限らず町中のトロトロと言われる大衆食堂でも、たったひとりで歌っている姿を複数目撃しているのです!
もうフィリピン人ってば。本当にカラオケが好きなんですね。
そういえば、一人で歌っているのってララキ(お兄ちゃん)が多い気が。女性はやっぱり恥ずかしいのでしょうか・・・
男性諸君の脳裏に浮かぶカラオケはKTV
アジアに出かけてカラオケと聞うとKTVを頭に思い浮かべる男性も多いのではないでしょうか?
この場合のカラオケは、歌を歌いながら女性と楽しくお酒を飲める場所を意味します。日本でいうところのカラオケスナックとか、キャバクラみたいな感じですね。
ここではあまり深くお話しませんが、いくら日本よりは安いとはいっても、長時間飲んでいたり、女性への飲ませ方によっては結構な金額がかかりますので、くれぐれも用心いたしましょう!
たまのストレス発散にはいいのかなと思いますが。。
ということで、今回は、フィリピンでカラオケの意味する2つのことについてお伝えしました!
ところで今でも日本人ってカラオケボックスとか行ってるんでしょうか?私が学生の時はカラオケはかなりポピュラーなレジャーでした。
歌は仲間の絆を深めますよね。