11回めのフィリピン渡航まであと2日となりました。
そんなフィリピン渡航を直前にして、
渋谷で仕事仲間と久しぶりの飲み会をやってきました。
場所は渋谷。
渋谷と言えば、日本でも屈指の繁華街ですよね。
土曜の夕方ともなるとものすごい人だかりです。
所用があって新宿から山手線に乗って渋谷に参上した私は
ハチ公口を出て待ち合わせ場所の109に向かうべく、
スクランブル交差点で信号待ちをしていたのですよ。
当たり前ですが、土曜の夕方の渋谷駅前は大混雑です。
この状況を、本当にマスコミが喧伝する
「日本はこれから衰退していく」という言葉が
ただの庶民に対する洗脳ではと思うくらいに感じます。
それくらいの混雑です。
実は私は高校時代に、この渋谷駅を山手線で毎日通過する
生活を送っており、
定期を使って自由に乗り降りできる立場から
しばしば渋谷センター街界隈で遊んでおりました(若気の至り)
しかしその時と、今回とでは全く違う意識を持っていることに
今回改めて気づいたのです。
海外の経験が生かされているかのようなスリ警戒
高校時代に渋谷のスクランブル交差点で信号待ちを
していた時と明らかに違った今回の意識。
それは・・・
思わず「スリの警戒」をしてしまったことです!
高校当時に経験していた海外は父が単身赴任していた韓国のみ。
1988年のソウルオリンピックまで2~3年の頃でしたから、
まだまだ韓国の治安も良いとはいえなかった頃。
とはいえ、現地では父が勤めていた会社の韓国人が
ほぼ案内をしてくれたので、それほど危険はなかったのです。
高校卒業後からは、グアム、ハワイ、イタリア、アメリカ本土、
インドネシアのバリ島、
そしてここ3年で、フィリピン、香港・マカオ、ベトナムと
少なくない外国を旅してきました。
特にフィリピンは次回で11回目の渡航となります。
それらの経験から、海外では人混みに入ると、スリ警戒で
必ずリュックを前に持ったり、ポケットから物を抜かれないように
無意識にポケット周りをガードしたりする癖がつきましたが、
今回、渋谷のスクランブル交差点でスリを警戒する
動作を無意識のうちにしていたのです。
本当に無意識で、かつ自然にスリを警戒していきましたね(笑)
まず信号が赤にかわり、人の流れが止まると徐々に
人と人の距離が縮まってくるじゃないですか。
すると人の密度が高くなるに連れて、
警戒度が自然と高くなる感じのガードをしていったのです。
自分でもびっくりしました。
世界に出てみないと自国は見えない
今回、改めて気づいたのが
「人は置かれた環境に適応できる」
ということです。
裏を返せば、
「人は置かれた環境に支配されてしまう」
ということでもあったりします。
おそらく私が今回のように人混みに入ってとった警戒は
世界的に見ればグローバルスタンダードです(笑)
一応最後は真面目な話をしますと、
やっぱり本当に日本のことをわかりたいと思ったら、
世界に出てみないと真に日本が置かれている立場や環境って
いうものはわからないなと強く感じた次第です。
よく海外へ出る人に「日本を捨てるのか?」と
おっしゃる向きがありますが
やっぱり「それは違う」と思うと思いますよね。
それはそうと、いよいよフィリピンだ!!!