最近はめっきり
【5つのビジネススキル】についての
話題をおざなりにしておりました。
私がこれからのビジネスパーソンが
必要と考える5つのビジネススキルを
簡単に復習しておくと
1.現地の言語もしくは英語
2.WEBマーケティング
3.会計
4.筋トレ
5.コピーライティング
以上の5つでした。
久しぶりの今回は「コピーライティング」
について書こうと思います。
このブログで解説すべき
コピーライティングについては
以前の記事を参考にしてください。
それでは本題に入ります。
誰にむけて書いているのか?
「誰に向けて書いているのか?」
これは文章を書く上で極めて重要な
本質的な問題です。
本質的な問題ではあるのですが、
実は答えは簡単です。
カギとなるのは
「何のために書いているのか?」
ということですよね。
あなたの書く文章が、
「何のために書いているのか」が明確に
なればなるほど、
おのずと
「誰に向けて書いているのか?」
の答えも出てきます。
この<誰>の部分をコピーライティングの
世界では【ターゲット】または【ペルソナ】
と呼んでいます。
そして
「誰に向けて書いているのか?」
を決めることを
【ターゲット設定(ペルソナ設定)】
と言います。
ということで、今回は
「ターゲット設定の3つの要素」
1.何を欲している人に向けて書くのか?
2.誰に向けて書くのか?
3.どんな状態の人に向けて書くのか?
のうち、前半2つについて解説していきます。
何を欲している人に向けて書くのか?
例えば、英語の勉強方法を知りたいと
思っている人に向けて
「フランス語を勉強しませんか?」
と言っても、通常はあまり興味を示して
貰えないわけです。
また、あなたが韓国語は話せるけれども
英語は話せないにも関わらず
「いい英語の勉強方法がありますよ~♪」
と紹介しても、説得力が低いですよね。
もちろんこれは程度の問題で、
中には、「英語は一番勉強したいけど
同時にフランス語も勉強したかった」、
という人もいるかもしれませんし、
日本語さえも危うい人が
「いい英語の勉強法がありますよ」と
いうよりかは、
同じ語学である韓国語をマスター
している人が「英語の勉強法」を
紹介したほうが多少は説得力はあるでしょう。
とはいえ、基本的には、特定の商品や
サービスを欲している人に向けて
声をかけたり、
あなたが提供できるコンテンツを
販売する方が相手に響くわけです。
ということで、一つ目のポイントは
【何を欲している人に向けて書くのか?】
ということになります。
丁寧に設定するように心がけてください!
ちなみにこのブログは、
「フィリピン」という地域性と
「起業・進出したい人」で属性を
絞っているとはいえ、
正直なところ、扱う分野が
フォーカスしきれていない感はありますね。
それは地域性とか、扱う分野をどう絞るか
自分でも実験しながら書いている部分が
あるので、
しばらくは、こんな感じで
フィリピンに地域性は絞るけれでも
フィリピンで何をしたい人に向けて書くかは
少し広めに書こうと思ってます。
誰に向けて書くのか?
これはなかなか慣れるまで大変な概念です。
例えば、私は以前コピーライターを
やっていましたが、
(今は個人的に頼まれた分しか書いてません)
多くのコピーライターは、
誰に向けて書くのかを、事細かに
設定しています。
具体的には、年齢、職業、性別はもちろん
家族構成、年収、特技、趣味、どんな
生活ぶりをしているか?
その他にも、今困っていること、
将来の夢、中にはメガネをしているか
まで設定するコピーライターまでいます(笑)
大切なのは、
実際には多くの人に売る商品であっても
コピーを書くときには、ある特定の
一人に向かって語りかけるということです。
例えば、
33才、工場勤務の派遣社員、男性、
実家暮らし、年収300万円、野球が得意で
趣味は歴史書を読むこと。
いま困っていることは、正社員を目指して
いる会社の公用語が英語のため、
なんとしてもTOEICで700点取りたいこと。
その他もろもろ・・・
そんなことを言うとあなたは
こんな風に思うかもしれません。
「それではターゲット像に近い人にしか
読んでもらえないのでは?」
結論から言えば、そんなことはありません。
40代のサラリーマンにも、20代のOLにも、
英語を学習したいと思ってる人には
ちゃんと読んでもらえるんです。
なぜそんな現象が、起こるかというと
ある特定の一人に語りかけるように
書いた文章の方が、文字に力が乗り
移るんですね。
もちろん、ターゲットに近い人の方が
より文章に響いてくれるでしょうが、
少しくらい年齢や趣味が離れていても、
性別が違ってもきちんと読んでいただく
ことは可能です。
ぜひ参考にしてみてください。
次回は、3つ目の
「どんな状態の人に向けて書くのか?」
についてお伝えします。
これも重要な概念ですので、
楽しみにしていてください!