前回は、私がフィリピンに興味を抱くまでの
2010年までのお話のうち、前半の1年間
つまり2007~2008年末までについて
お伝えいたしました。
今回はその続きです。
2007年に自由を求めて一つ目の宿泊施設を
退職した私は、その後決して充実したとはいえない
一年を過ごすことになりました。
さすがに2008年も末になると、
大きな夢であった
「アジアンチックなモーテルを日本で開業する!」
を実現するために、何かしら行動を
起こさなければと焦り始めたのでした。
そこで、私はその夢を達成するために
足りないものをリストアップしました。
足りないものは大きく分けて2つ
1 開業資金
2 開業のノウハウ
開業資金を得るためには高収入の仕事を
する必要があるが、あてはありません。
その結果、消去法でまずは「開業ノウハウ」を
会得しようということを決めました。
そこで一番に思い浮かんだのが、
≪実際にモーテルに近い形で運営している会社に就職すること≫
でした。
日本にもあるんですよね、
そのような運営をしている会社が・・・
経営者は私が目指していたように
個人で起業した方でした。
あるきっかけで、その方の友人から
アメリカの「モーテル」の話を聞いて、
早速本場に下見に行って開業してしまうという
なんとも行動力がある社長さんです。
モデルとしては、夫婦二人で運営して
人手が足りなければバイトを雇う。
1施設につき部屋は平均14部屋くらい、
夕食はなく、朝はコーヒーとパンが出る感じの
車で泊まる“B&B”のようなスタイルです。
※B&B(bed and breakfast)
恐れ多くも、当時は私もいくいくは
全国チェーン店を目指してましたので、
「これはいい勉強をさせてもらえる」
と躍起でした。
また、当時は何が何でも開業してやる!
という強い気持ちはありませんでしたので、
正直なところ
「コンセプトが自分の思う通りなら
生涯をこの会社に埋めてもいいかな」
という軽いノリもありました(汗)
早速、実際に泊まりに行って
偵察してみることにしました。
かなり自分の思っていたイメージに近かったので、
ついに、この会社の面接を受けるようになったのです。
職種は<経理>
本当は、企画運営のような仕事をしたかったのですが、
その時には経理しか募集をされていなかったんですね。
私は経理の経験はないものの、
簿記を勉強していた経験があったので、
一応、会っていただくことはできましたが・・・
実務経験がないということで、あえなく沈没。
まあ、採用する方の気持ちになれば
当たり前ではありますよね。
実務経験のない人を、わざわざ採用はしないでしょう。
本当に骨を埋める覚悟であれば、
その後も面接を受けるくらいの気合が
あればいいのでしょうが、
そこまで熱くはなかったのですね、
当時を振り返ると・・・
とりあいず、その会社は素直に諦めました。
とは言っても、宿泊施設に関するこだわりは
まだまだ残っていましたので、
また次の手段を探すことに・・・
続きは、また次回にお伝えいたします!
ちなみに、私が面接に落ちた会社はこちら
→ http://www.hatagoya.co.jp/index.html
順調に店舗数を残して頑張っているようです!
車で気軽に旅できる宿泊施設を
さらに増やしていっていただきたいですね♪
旅籠屋さん、これからも応援してます!!