やはり、みなさんフィリピンでの

移動手段に関しては関心が高いようですね。

 

ひとりで旅行をしようと思って、

まず調べるのは現地の交通事情ですもんね。

 

このブログでは、読んでいて飽きないように

できるだけ要点は抑えつつも、

あまり文字数が多すぎないように考えてます。

 

なので、本当はもっと詳しく伝えたい

ところも、省略したりもしているんですね。

 

なので、もしあなたが、

「もっと詳しく知りたい」

というところがありましたら、

 

積極的に下記のコメント欄に

記入していただくか直接メールをください!

→ info@phma.jp

 
それでは本日も現地の手段の

続きをお送りしていきます。

 

【ステップ4:現地での滞在】

 

1.フィリピンの治安

2.フィリピンの交通手段(←またココ)

3.フィリピンの食事

4.フィリピンの観光地・見どころ

5.フィリピンのお土産・買い物

 

<2.フィリピンの交通手段「鉄道」>
フィリピンで鉄道にのるとなると

マニラ近郊しか思い浮かびません。

 

以前は、マニラのあるルソン島東部の

ナガ(Naga)という都市まで、

国有鉄道(PNR)が通っていたらしいという

話もありますが、今は運行してないようです。

 

ということで、ここでは

マニラでの鉄道、とりわけ

高架鉄道(LRT、MRT)について

お伝えしてまいります。

 

■LRTとMRTについて

 

フィリピン(23.03.10) 103

【マニラLINE1 ヒルプヤット(Gil Puyat)駅】

 

日本人にとっては非常になじみのある

乗り物が電車ですよね。

 

そしてフィリピンに行って、

唯一、あまり違和感を感じない乗り物が、

今からご紹介する高架鉄道です(笑)

 

LRTとMRTの話は少しややこしいので、

LINE1~LINE3の3路線あることだけ、

覚えておいてください。

 

細かい路線図などはガイドブックに

詳しいのでそちらに譲るとしまして、

ここでは、基本的な乗り方と注意点を

お伝えいたします。

 

■LRTとMRTの乗り方と運賃

フィリピンでは自動車は右側通行です。

つまり日本と逆でアメリカなどと一緒

ということですね。

 

これは高架鉄道でも一緒です。

 

え、電車の場合は関係ないでしょって?

 

確かに直接は関係なんですが、

間違えると不便なことが起こるんですよ。

 

基本的に、フィリピンの高架鉄道には

日本のように、改札内には

双方のホームに渡るような連絡通路が

ありません。

 

これだけだと、海外の地下鉄なんかでは

よく見られますが、マニラの高架鉄道では、

そもそも気軽に行ったり来たりできるような、

陸橋が少ないんですね。

 

なので、方向を間違えて階段を

上がってしまうと、また降りて向こう側に

渡らなくてはなりません。

 

私も、一度間違えたことがありますが、

結構な労力ですので、階段を上る前に、

あなたの行く方面を確かめてくださいね。

 

方向を確認したら、階段を上って行ってください。

 

上がってすぐのところに、

乗車券売り場がありますから、

行き先を告げてカードを買います

 

フィリピン(23.03.10) 089

【LRTの乗車カード(RED)】

 

運賃に関しては最高でもP20(約47円/13.12.3現在)、

たいていはP15(約35円)で収まりますので、

非常にリーズナブルと言えるでしょう。

 

500ペソ、1,000ペソ札などは

出さないようにしましょう。

嫌がられます。

 

100ペソくらいならギリギリOKですが、

やっぱり20、50ペソや硬貨のほうが

無難ですね。

 

フィリピンに限らず、東南アジアを

旅するときは細かいお金を、

ある程度ストックすることが必要です。

 

■LRTとMRT利用の注意点

最後に2点ばかり注意点を書いておきます。

特に二つ目は信じがたく面白いので、

注目してくださいね。

 

一つ目は、大きな荷物に関してです。

 

これはいろんな参考サイトやブログを見ても

はっきりとは分からないのですが・・・

 

私の経験から言えば、スーツケースを

持ち込めました。

 

大きさは1週間用くらいです。

ちょうどこんなやつですね。

 

 

ただ、時間帯によっては混みますし、

荷物検査が厳しく「開けろ」ということが

ありますので大変です。

 

その辺を、まったく苦に感じないのならば、

自己責任でお試しください。

 

なお、LINE1の終点である

モニュメント(Monumento)駅には

空港のセキュリティにあるような

X線検査装置がありました。

 

あれがあると、開けなくて済む場合が

多いので便利ですね。

 

注意点の二つ目は飲酒乗車禁止です!

 

ある日の夜のことです。

 

マラテのロビンソンという

ショッピングモールで一人で夕食をとり、

 

最寄りのペドロヒル(Pedro Gil)駅から

ホテルのあるヒルプヤット(Gil Puyat)駅に

戻ろうとLINE1の階段を上ったら、

ガードマンに声を掛けられました。

 

ガ:「お酒を飲んでますか?」

 

私は、また例のフィリピン人特有の

フレンドリーさかと思って、

満面の笑みでこう答えたんですよ。

 

私:「いえーーーす!」

 

そうしたら、なんか気まずそうな

表情をします。

 

かすかに「I’m afraid…..」なんて

言葉が聞き取れました。

 

この人、なんでこんなに申し訳なさそうな

顔をしてるんだろうと思いつつも、

私は彼をかわそうとしました。

 

・・・が

 

一向に通してくれません。

ここで初めて気づきました。

 

「(え、もしかしたら高架鉄道って

 お酒飲んだら乗れないの?)」

 

「はい、そうなんです!」

 

フィリピンの高架鉄道は、飲酒乗車が

禁止されているようなのです!!!

 

なんでも、LRTやMRTの高架鉄道は

安全だよということのアピールと

実質的にもトラブル防止のためみたいです。

 

思わぬところで文化の違いを

見せつけられましたね(笑)

 

でも、こんな経験をするのも

海外ならではです。

 

本当に面白いと思います!