昨年からちょくちょく書いているフィリピン移住先候補シリーズですが、今回はダバオ編です。
ダバオは、フィリピン第3の都市で、フィリピンで2番目に大きい島でもあるのですが、日本ではいまいち知名度が低いように感じますね。
ようやく最近、現ダバオ市長であるドゥテルテ氏がフィリピン大統領選挙に出馬するということで、マスコミ等で取り上げられることが多くなりましたよね。
ただ私的には、結構前から移住先として気にしている都市で、フィリピンを初訪問して間もないころ一度ダバオ行きのチケットを取った時もありました。
残念ながら、急用ができてキャンセルせざるを得なかったのですが、それくらい注目している移住先候補の一つです。
その時は移住先の下見というわけではなかったですが、フィリピンが好きになってすぐだったので、いろいろなところを回ってみたかったんですね。
で、いざ移住を真剣に考え始めてダバオのことをいろいろ調べていたら、結構フィリピンの移住先としては魅力的な面がありましたのでまとめてみたいと思います。
フィリピン移住先としてダバオが有望な7つの理由
ダバオの魅力は他にもたくさんあると思うのですが、一応、7つにまとめてみました。
1.フィリピン第3の都市
ダバオは前述のとおり、首都圏としてのメトロ・マニラ、メトロ・セブに続いてフィリピン第3の都市です。
人口はダバオ市だけでも145万人ほど居るとのことなので活気もあるのではないかと思いますね。
今のところ絶対にフィリピンでビジネスをやるというのはないんですが、それでも人口があまりにも少ないと、一般的に娯楽からいっても貧素になると思うんですよね。
もちろん、日本やマニラにいるように遊ぶつもりで移住地を選定しているわけではないですが、ちょっとしたモールが複数あったり、その中に映画館があったり、さらに言えば、バーの一つや2つあるといいなと思うわけです。
そう考えると、少し大きいくらいですが、フィリピン第3の都市というのは魅力的ですね。
2.治安がいい
ダバオのあるミンダナオ島はフィリピンで2番目に大きい島なんですが、ミンダナオと聞くと、実は島の大きさで有名ではなくて、あることで有名になっているんです。
それは、イスラム系のテロ勢力(汗)
モロ・イスラム解放戦線等と言われています。ただし2014年にフィリピン政府と包括和平協定に調印したこともあり、以前よりは活動は盛んではないようです。
それでも少しは心配なミンダナオ島。
ところが・・・
そのミンダナオの中でも、ダバオは格別に治安が良いみたいなのです!
やはり以前はダバオも治安が悪かったようなんですが、フィリピン大統領候補であるドゥテルテ現ダバオ市長によって治安が回復されたんだそうです。
中でも評判なのがタクシー!
マニラなんかだと、本当に1メーターレベルの場所は別として、少し目的地が離れるとメーターですんなり走ってくれることも少ないです。
それが、ダバオのタクシーは、ほぼほぼ100%に近い割合でボッタクリとかがないそうなんですね。
ある意味、それだけでも移住先として魅力ではあります(笑)
3.未だ発展途上
ダバオはフィリピン第3の都市の割には、まだまだ発展の余地があるようです。
実際に行ってみないとわからないのですが、どうやらまだ高層コンドミニアムのようなものは、それほど建っていないみたいなんですね。
私的には、都市の発展を間近で見るのがものすごく楽しいので、その点でもダバオは期待のかかる都市です。
4.豊富な自然
フィリピン第3の都市であるダバオですが、発展途上だけあって、まだまだ自然も豊富のようです。
特に私が注目したのがダバオの真向かいにあるサマール島という場所。
それなりに大きさのある島のようで、ホワイトビーチもあるみたいです。
もちろんボラカイ島のように、完全なるリゾートというわけにはいかないでしょうが、意外にセブの海なんかよりはキレイのような気がします。
セブもセブシティから離れれば透き通るような海があるようですが、メトロ・セブ周辺の海はさほどキレイでもないですからね。
キレイなのは海だけではなくて、山を見ても、フィリピン最高峰のアポ山をはじめ、山の中のリゾートも多い様子です。
ますます興味がわきますね。
5.台風が少ない
フィリピンの代名詞といえばなんといっても台風です。
記憶に新しいところでは、2013年11月にフィリピンのレイテ島に上陸したハイエン(Haiyan)、フィリピン名:ヨランダ(olanda)が大きな被害をもたらしました。
しかしながら、ダバオにはほとんど台風が上陸しないようです。
何年か前にミンダナオ島北部の都市、カガヤン・デ・オロには大きな台風が上陸したようですが、その時もダバオに被害はなかったとか。
大抵の台風はセブ島やボホール島から北側に上陸するんですよね。マニラには毎年のように大型の台風が上陸しています。
その台風が来ないというのはフィリピン移住の大きなメリットではないでしょうか?
6.フルーツ天国
これも私にとっては嬉しいんですが、ミンダナオ島はフルーツ天国と言われているんですね。
実際にドールやデルモンテなどの業界トップのフルーツを扱った企業もミンダナオ島に拠点を持っています。
そしてダバオももちろんその恩恵に預かっているのです。
台風が来ない他、一年を通して特に乾季雨季もなく、非常に安定しているそうです。
ルソン島は雨季と乾季があからさまに違いますからね。
乾季に行くと本当に雨が降らないですし、雨季にいくとものすごい雨が降ります(笑)
ただしルソン島でも、日本の梅雨のように一日中雨がしとしと降っているというよりは、いわゆるスコールと言われるものが一定時間だけ、どっと振ることが多いです。
いずれにしても、天候が安定しているのは、特に年齢が行ってからは助かるでしょう。
私はダイエットのために糖質制限しているのですが、ダバオに移住したらフルーツは食べたいですね。
そのためには、今うちにもっと痩せておかないと・・・
7.日本人に馴染みがある
ダバオという都市は、第2次世界大戦以前から日本人の移民がいたとのことです。
麻などを生産していたんですね。いわゆるマニラ麻といわれるものです。
そんなこともあって、日系人も多く残留しているようなので日本人にも馴染みが深いようです。
日本人に馴染みが深いから親日かと言われればばそれはわかりませんが、現地を下見することがあれば、そのあたりも見てこようと思います。
以上、7つの特徴を見てきましたが、とにかく一度ダバオを訪問してみようと思います!
今現在、ダバオは最も移住候補地としては可能性の高い場所です。