2016年3月、今年のフィリピン初渡航の際に、ANAの東京(羽田)-マニラ(ニノイ・アキノ国際空港・NAIA)直行便を利用しましたので搭乗記を書いてみたいと思います。
NH869便は2014年春に就航したんですが、私も何度かお世話になっています。
というのも私にとっての羽田便というのはメリットが多いんですね。私のANA便の搭乗はマイルの利用が多いんですが、以来、予約が取れるときには成田発のNH819便ではなくて、便利なNH869を使っています。
私にとっての羽田便のメリットなどの詳しいお話はNH869初回搭乗記まで!
前置きはこの辺にして本題に入りたいと思います。
いざ羽田空港へ!
旅行とはまったく関係ない話ですが、私は現在個人事業主として活動しておりまして、恥ずかしながら出発日の朝方まで確定申告書類を作っておりました。
その関係で予定していた最寄りの藤沢駅-羽田空港のバスに乗り遅れまして、比較的余裕のない羽田到着となりました。
しかしあれですね、羽田空港の国際線ターミナルは到着も1階じゃないですか。
少し規模の大きいターミナルだと、バスも上層階の到着となるので、羽田の国際線ターミナル到着は、いまいち海外旅行へ出発するという雰囲気を感じないのは私だけでしょうか?
まっ、それだけコンパクトなわけで実利をとれば非常に便利なわけですが。。。
チェックイン・機内預け荷物の預け入れに便利なANAゴールドカード
さて羽田に到着したのはフライトの1時間半前(搭乗開始のほぼ1時間前)ですから、コンパクトな空港であることも幸いして、時間的にはまだ余裕はあります。
いまは事前チェックインも済ませちゃってますしね。
そして私にとっての強い味方はANAのゴールドカード。
ビジネスクラスのカウンターで荷物の預け入れができちゃいます。
もちろん機内持ち込み手荷物しかない場合は、この恩恵を受けることはないですが私の場合は海外渡航に限って言えば、ほぼ機内預け荷物がないってことはないですね。
ということで、すんなりイミグレーションを抜けられるかと思いきや、新たな試練が待ち受けていました。
出発ゲートというんですかね、出発ロビーからイミグレーションへ向かう入り口の部分。ここがいつになく混んでいました。
抜けるまでに15分位かかりましたが無事出国手続きも終わり、搭乗までは晴れて自由の身に(笑)
ANAゴールドカードで利用可能な2ヶ所のラウンジ
自由の身になると、女子ならば買い物三昧、もしくは実際には買わずともウィンドウショッピングとなるのでしょうが、私はある場所に直行します。
それはラウンジ。
ここでANAゴールドカードが再度活躍してくれます。
それというのも、世界850ヶ所以上のラウンジで使えるプライオリティパスというものがあります。
私も持っているんですが、実は羽田空港の国際線ターミナルでは使える場所がないんです。
ところがANAゴールドカードは使えるラウンジがあるので重宝してます。
ANAゴールドカードで使えるラウンジはSKY LOUNGEです。
出国手続きを過ぎた場所からまっすぐエスカレーターで4階に上がった場所と、出国手続きを過ぎて左(北)に進んだ場所の2ヶ所あります。
北側は広くていいですよ。一度利用したことがあります。
今回の搭乗口(ゲート)は109番でしたので、北へは向かわず少し手狭感がある中央を利用しました。
ボーディング・ブリッジはやっぱり便利!
搭乗時刻までは日本での最後の仕事などを済ませ、いざ109番ゲートへと向います。
NH869便は、残念なことにバスでエプロンを移動しての搭乗も多いのですが、今回はボーディング・ブリッジ(搭乗橋)を利用できました。
この便利さは全く違いますね。第一搭乗時間が違う!ボーディング・ブリッジを利用するとおそらく手間が半分以下になると思います。
今回は雨が降っていませんでしたが、悪天候時なんかは特に恩恵に預かれます。
ボーイング787で一番びっくりしたこと
搭乗間もなくしてほどなくフライトです。
いつもは通路側をキープするんですが、今回は珍しく窓際。
それというのも出発2週間ほど前に急遽出発日をずらしたからなんです。
すでに通路側は埋まっており、窓際となりました。
機材はBoeing787ってことで窓際も3列シートなんですね。ところがラッキーな事に真ん中の席は空席でしたのでゆっくり過ごすことができました。
私にとってはBoeing787は始めてだったのですが、キレイで新しくていいですね~。モニターなんかも見やすいです。
で、一番びっくりしたのが窓。
どういうことかというと遮光のためのシェードがないかわりに、ブルーに色が変わるようになっています。
外の景色が見られながらにして眩しくないというすぐれもの。
なかなかです。
新オペレーションに不備あり?
機は水平飛行に入り、機内食が配膳されます。
A:とろとろ玉子の鰻玉丼
B:あらびきビーフメンチカツカレー
ってことで、私はしばらく食べられない和食のAを選びました。
以前は機内食というと、あまり美味しくない感じでしたが、最近はおいしく感じます。
技術も上がっているんでしょう。
とろとろ玉子のとろとろ感は心地よかったです(笑)
ちなみに機内食提供のオペレーションですが、2014年の頃とくらべると少し変わりましたね。
というのも以前は水平飛行に移るとまず飲み物とスナックが提供されました。
お酒を嗜む人にとっては、このひとときは至福の時間だったと思います。
そして食事提供時には改めて飲み物が振る舞われたわけです。
ところが最近は食事と飲み物が一気に提供されます。最初は「効率化でいいかもな、しかもフライト時間も4時間そこそこだし」と思っていましたが今回のフライトで少しあらが見えました。
というのも食事は機内後方のフライトアテンダントが提供するオペレーションなんですが、食事の提供がかなり先行しているイメージでした。
その結果、飲み物の提供が間に合わず、最大5分くらい飲み物無しで食事をするような状況に陥ったんです。
効率化で仕方がない部分もありますが、LCCとの違いを明確にしたいなら、このあたりの提供スピードの調整も意識していただけるとよりホスピタリティの高いサービスの提供につながるのかなと僭越ながら感じた次第です。
ただ繰り返しますが、機内食自体は美味しかったです!
マニラロケ地の映画鑑賞でリラックス
食後は、パソコンで仕事をしたり、映画も1本観ました。
映画といえば、もうすでに新作スターウォーズを配信してましたね。びっくりデス(汗)
私はまだスターウォーズを観てなかったので迷ったのですが、こちらもまだ観てなかった私の中での話題作『MOZU』
なぜかというと映画に出てくる架空の国、ペナム共和国の舞台がフィリピンだから(笑)
つまりペナム共和国のロケ地はマニラ周辺だったんです。
マニラ行きの飛行機の中でマニラロケの映画。盛り上がりますよね。
そんなこんなしているうちにすでにフライトは大詰めです。
入国書類を書いていざ着陸へ
間もなく最終着陸態勢に入るNH869便。
その寸前に入国に必要なARRIVAL CARD(到着カード)と税関関連の書類を書いたらNAIA・ニノイ・アキノ国際空港はすぐそこです。
ARRIVAL CARD(到着カード)
税関申告カード
マニラ側の到着はいつもボーディング・ブリッジです。快適
入国審査、そして預け入れ荷物受け取り
NAIAターミナル3はマニラの他のターミナルビルよりも入国審査は早いと思いますね。
もちろん飛行機の座席が前のほうであればあるほど早く降りられるので、ターミナルビルに入ってから並ぶことも、比較的少なくて済むわけですが・・・
問題はバゲッジクレーム(預け入れ荷物受取場所)です。
これが結構曲者で、せっかく入国審査を素早くクリアしても荷物がなかなか出てこないこともしばしば。
ということで私はたいてい、入国審査はみんなが並ぶ前に素早く抜けて、その後トイレに行きます。トイレから帰ってきてもまだ余裕で荷物が流れ始めてませんので。
ようやく流れてきたスーツケースをピックアップしたら税関を抜けてフィリピン入国です!
最近は税関で止められることはほぼありません。
以上、2016年3月の全日空ANA NH869便の搭乗記でした!