フィリピンに移住すると一口に言っても候補地はたくさんあります。日本で田舎暮らしをしたり引っ越しをするのと一緒ですよね。
そんな数あるフィリピンの移住先候補のうち、最近私の中ではある島が大浮上してきました。それは・・・
パラワン島!
パラワン島はフィリピンの南西を固めている島です。地図で言うと左下方面と言ったほうがわかりやすいでしょうか(笑)
ということで、今回はパラワン島が移住候補地として浮上してきた理由をお伝えしたいと思います!
世界で一番美しい島
その前に簡単ではありますがパラワン島のインフォメーションを。
パラワン島のことを聞いたことがある人はあまりいないかもしれません。あるとしても位置まで答えられる人は少ないでしょう。
位置はさきほども説明しましたがフィリピンの南西部にあります。人口約77万人(2010年)のパラワン州に属しており、島の大きさとしてはルソン島、ミンダナオ島、サマール島、ネグロス島についでフィリピンで5番目に大きい島です。
主な産業は農業や漁業等の一次産業ですが、観光業もメインと言って良さそうです。
フィリピンの中では歴史は浅く、第二次世界大戦後に移民となった人の割合も多いようですね。
さて、パラワン島について豆知識がついたところで、私の中でのフィリピン移住先としてパラワン島が浮上してきた理由を語ります!
一番の理由は豊富な地形と自然
全部で5つあるので順にご紹介しますね。
1.最後の秘境
ただでさえ自然が多いと言われているフィリピンの中でも、さらに最後の秘境と言われるほど奥深い環境が残されています。
とりわけ私にとって嬉しいのは、山と海が隣接している地域が多いことです。
私が今まで訪問したことがある中では、スービックやプエルト・ガレラが山と海があり好きな場所でしたが、パラワン島はさらに深みのある自然が残されているようで注目です。
2.ポイ捨てに罰則あり
フィリピンというと都市部の街並みは決してキレイとは言えません。
フォートボニファシオなどの新興地域こそキレイですがその他は汚い印象さえもあります。平気でポイ捨てもしますしね。
ところがパラワン島の中心、パラワン州の州都であるプエルトプリンセサにはなんとポイ捨ての罰則があるのです!
3回目のポイ捨てが見つかると拘束までされてしまうという徹底ぶり。そのお陰で町がキレイとのことですから悪く無いですよね。
3.世界遺産が二つ!
トゥバタハ岩礁海中公園については名の通り大海の中にあるようで、訪問するのは一般的ではないようです。ダイビングマニアは知っている人も多いかもしれません。
もう一つのプエルト・プリンセサ地底河川国立公園のほうも自然遺産ですが、訪れるのは比較的簡単です。日帰りのツアーもあるそうですから気軽には行けそうです。ただし基本的には一日に参加できる人数が限られているようなので注意が必要です。
4.ホスピタリティ
フィリピン人の気質としてラテン系というのがあります。なので元から愛想はいいのですが、仕事となると安定はしないようで、ホテルの口コミとかを見ると必ずしもよい評価ばかりではないです。
ところがパラワン島の宿泊施設の口コミや旅行記を見ると、比較的良好なコメントが多い印象です。
もちろん設備面での不備や、予約対応などのきめ細かさは日本人の求める水準に届かない部分も多々あると思いますが、少し期待したいと思わせてくれます。
5.王女の港?
最後は男性にとってはどうでもいい話なのかもしれませんが、州都であり、もし移住するならここになるだろうという都市プエルトプリンセサの名前自体が素敵な件です。
プエルトとはスペイン語で「港」、プリンセサは想像がつくと思いますが英語でいえばプリンセス、つまり「王女」。
自分が住む街がこんなネーミングだったら素敵じゃないですか?
残念な面もあるけれど移住先として間違いなく候補に上がる島
以上が、私が最近フィリピン移住ならパラワン島、特に州都のプエルトプリンセサだなと思ったプチ理由5選なわけですが、一方で、残念な部分もあります。
それは都会的感覚を捨てなければならないこと。
プエルトプリンセサには人口こそ約20万人はいるものの人口密度は極めて低いです。そのため土地の価値がそれほど上がらないのか、高層ビルなどはありそうにないです。
ロビンソンが一つ出来たようですが、まだSMはなさそう。
私的に究極的に理想な移住先は高層コンドミニアムとキレイな海や山が共存している場所。
だったらフィリピンならセブ、もしくはハワイに移住しろという話になるのですが、町が発展していく過程も見たいとなるとハワイはないですね。しかも物価も高いでしょうし。。。
ただしそんな弱点を補うほど素敵な面があるパラワン島は間違いなく私の中ではフィリピン移住先の有力な候補として上がっています。
ということで、まだまだフィリピン移住先探しは続きますが楽しんでまいりたいと思います。